前場の東京株式市場では、日経平均株価は続伸。
31日の米国株式市場の上昇や為替の円安傾向などを好感し、朝方から買い優勢で始まった。
ただ、買い一巡後は伸び悩んだ。
直近の下落幅の半値戻しに到達したことや、前日のドレッシング買いの反動が出たのでは、との見方も出ている。
33業種中、24業種がプラスで取引を終えた。
値上がり率1位は、石油石炭製品だった。
米国や国内で原油先物が上昇したことが手がかり材料視されている。
新日本石油の増額修正も支援材料となった。
また米国経済が予想以上に好調なことや円安を受けて、自動車やハイテクなど輸出関連株にも買いが入った。
半面、海運株が値下がり率1位となった。
バルチック海運指数の下落や原油高が気にされたほか、ファンドなどの決算対策の売りに対する警戒感も出ているという。
また、銀行もさえない。
31日に入ったバスケット買いの反動が出たほか、みずほFGの業績修正に対する警戒感が出た模様。
東京株式市場では、日経平均株価は反発。
30日の米国株式市場が下落したことや、日米両国の金融政策を見極めたい、との向きが強く、朝方は売り優勢で始まった。
好業績銘柄が底堅いものの、全体的に様子見ムードの強い相場だった。
ただ、後場に入ると、指数はプラスに転じ、先物主導で上げ幅を拡大。
好業績銘柄や上方修正を行った銘柄に断続的に買いが入ったほか、三菱UFJFGが自社株買いを行う、と報じられたことを受けて、銀行株も相場を押し上げた。
一部では、100銘柄にドレッシングの買いが入った、との観測も出ている。
33業種中、23業種が前日比プラスで取引を終えた。
値上がりで目立ったのは、自動車を含む輸送用機器だった。
東海理化や三菱自動車、デンソー、富士重工などが相次いで上方修正を行っており、幅広い銘柄が物色対象になった。
銀行株も高い。
三菱UFJFGが中間業績予想を下方修正するものの、1500億円規模の自社株買いを行うと発表しており、これを手がかりに金融関連株に買いが入った。
また、電気・ガス、食料品、医薬品、陸運など内需系のディフェンシブセクターも堅調な値動きとなっている。
半面、海運株が値下がり率1位。
決算発表が一巡したことで材料出尽くし感が広がったに加え、バルチック海運指数が反落となったことも嫌気された。
そのほか、原油先物の下落を嫌気し、商社や石油関連が売られ、軟調な非鉄市況を手がかりに鉄鋼、非鉄金属なども売りが優勢だった。
鉄鋼株については決算発表の一巡による材料出尽くしとの見方も出ている。
個別では、モルガンスタンレーとの提携を発表したサッポロHDがストップ高となったほか、上方修正を行った富士フイルム、ダイワ精工も人気だった。
(証券新報・木村)
J-Stockindexが1700-26、マザーズ指数が926-17、ヘラクレス総合指数が1394-33と、下げ幅を拡大している。
この日の新興市場には、先月入っていたような機関投資家のまとまった買いが入っていないとの見方が市場に流れており、投げに拍車がかかっているようだ。